おまかせ安心内容証明

★『お帰り下さい』からの連続技

ここでは『お帰りください』というフレーズがなぜ良いのかというご説明と『お帰りください』と言った後、粘るセールスマンを撃退するための連続技をお伝えします。

★『お帰りください』の利点

『お帰りください』という言葉の利点は、『相手に帰って欲しいという意思を明確に伝える事により、それに従わない相手を刑事犯にできる』という点にあります。悪徳セールスマンといえども生活がありますから、警察沙汰になる事を非常に嫌がるのです。

警察は『民事不介入』(めんどうな案件にかかわりたくない?)が原則ですから、困った事があれば、問題を刑事事件にしてしまうのが良いのです。国家権力を上手に利用するためにも覚えておきたい一言です。

さて、あなたが実際に警察を呼んでも、相手が度胸の良いセールスマンだと『私は何も悪いことはしていません』と開き直るかもしれません。すでに契約してしまったのでなければ悪徳商法だという証拠もありません。具体的に脅迫されたのでなければ、警察官が来ても、相手の『私はただ商品の説明をしていただけです』という言葉にいいくるめられて、あたかも警察を呼んだ貴方の方が悪いような、事を不必要におおげさにしたような話になってしまう事も考えられます。

警官が来たら、『この人が家に上がりこんで、帰ってくださいと言っても帰ろうとしません。不退去罪で取り締まってください。』と言いましょう。これなら相手が悪徳であろうとなかろうと関係ありません。商品の説明だろうがなんだろうが『帰ってください』と言ったのに帰らなかった時点で不退去罪という刑事上の罪になります。それ以上特に余計な事を言う必要はありません。

★『お帰りください』と言った後のセールスマンの対応

あなたが『お帰りください』と言った後、相手のセールスマンの対応は概ね4通りに分類できます。

1)素直に『失礼しました』と言って帰る
 この場合は何の問題もありませんね。
 
2)『分かりました、今日は帰りますが、また改めてご説明に伺いたいと思います。』などと粘る。
 この場合は『名刺と資料を置いていって下されば、必要な時にまたご連絡しますね』と言えばOK。
名刺や資料を置いていかないような業者はほぼ100%悪徳業者です。

3)訳の分からない事を言って粘る
 この場合は『お帰りにならないなら警察を呼びますよ』と言って、さきほどご説明したようにすぐに警察を呼びましょう。もう一度確認しますが『帰ってくれ』と言われたにもかかわらず、他人の家などから退去しない場合は、不退去罪といって立派?な刑法犯罪になります。遠慮せずにすぐ警察を呼びましょう。相手が脅し文句など言っていなくても、悪徳という証拠が無くても犯罪にはかわりありません。『警察を呼ぶ』と言って本当に呼ばないとなめられてしまいます。警察が来て相手がまだ居座っていたら引っ立てていってもらい、警察が来る前に逃げていったら『おかげさまで逃げていきました』と言えば済みます。
 相手が憎たらしい奴なら被害届を出せば前科者にしてやれます。許してやろうと思うなら、被害届を出さずに少々油を絞ってもらいましょう。

4)悪口雑言などの捨てゼリフを言う
 馬鹿な奴だと思って忘れてやるか、悔しければやはり警察を呼びましょう。どうせ殺人課の刑事とかが来るわけではなく、駐車違反の取締りなどをしている近所の交番の警官が来るだけですから遠慮する必要はありません。警察が来たら、『セールスマンが悪口を言った』とか『失礼な事を言った』などと言ってはいけません。『訪問販売のセールスマンに脅されたので脅迫罪で取り締まってください』と言いましょう。これで警察も動かざるを得なくなります。被害届を出すかどうかは、あなたの自由です。

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