おまかせ安心内容証明

★とどめの一言

★『要りません・お帰りください』

 玄関先でも、家に上がりこまれても、相手がセールスマンで今は必要が無いと思ったら、とどめの一言『要りません・お帰りください』というフレーズを使って下さい。これは悪徳商法セールスマン撃退のための最強の言葉です。

 強引な訪問販売に引っ掛かってしまった人の多くは、大抵、セールスマンの話の途中で何度か売り込みを断っているものです。しかし、うまい断り方ができないばかりに、あれやこれやと言い返されて、結局はセールスマンのペースに巻き込まれたり、粘り負けして契約書に判を押してしまったのです。

 悪徳商法のセールスマンは、ほとんどが歩合給です。ノルマも厳しく、売上が悪いと簡単に首を切られてしまうので、少ないチャンスをつかんだら、なにがなんでも売りつけてしまわなくてはなりません。

 そのため、お客様からの断り文句(業界内ではアウトと言います)を何十種類も想定し、こういう風に言われたらこう言い返すというマニュアル(アウト返し)を作って事前にみっちりと練習をしてきています。

★アウト返し『応酬話法』

 例えば、『今、ちょっと忙しいので…』というアウトに対しては、『そうですか、それでは夕方にでもまた参ります。5時ごろではいかがですか?』などと返し、『5時ごろも忙しい』と言えば『それじゃあ8時くらいにまた来ますね』と粘ってきます。

 また『あ、お忙しいところ失礼しました』といったん受けておいて『それじゃあすぐに帰りますから手短にご説明しますね。』などと切り替えしてくる場合もあります。

 こうして、相手の断り文句やクレームなどをいったん受け止めておいて、自分の都合の良い方向へ話を持っていく方法を応酬話法と言い、ある程度腕の立つセールスマンなら必ず練習してきています。

 その他『主人に相談してみないと』とか『買ったばかりだから』『もう持っている』などというのはセールスマンからすれば比較的返しやすいアウトですし、『要りません』『必要ありません』というはっきりした断り文句でさえ、返そうと思えば割りと簡単にアウト返しできるものなのです。

★セールスマン撃退のとどめの一言

しかし、『要りません(必要ありません)・お帰りください』という断り文句は、セールスマンの立場からすれば非常にアウト返しがしづらい言葉です。

 売込みを断るときにも『必要ありません』で言葉を止めるのではなく、『必要ありません、お帰りください』と言えば、あとは簡単にセールスマンを撃退できます。

 ほとんどのセールスマンは、ここまで言えば脈が無いという事が分かって退散しますし、もしそれでも粘る相手なら、それ以上何を言われても『今、お帰りくださいと言いましたよね』と言えばそれでオシマイ。

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