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★『自分を責めない』という気持ちが大切です

自分を責めない

万一悪徳商法に引っかかってしまった場合の心の持ちようとして『自分を責めない』という事の大切さがあげられます。

 悪徳商法に引っかかってしまった人の多くが『私がバカだった』とか『私も悪かった』などとおっしゃるのですが、問題が完全に解決するまでは、そうした考え方は絶対にやめた方が良いのです。

 悔やむ気持ちはもっともですが、相手は『私がバカだった』→『私にも責任がある』→『だから多少の被害はしょうがない』→『あきらめよう』というように被害者の方が考えてくれるからこそ悪徳商法でウマイ汁を吸い続けられるのです。

騙されてしまうのは、ごく普通の善良な市民です。通常の良識や判断力だってあるのです。ただ、ちょっとした心のスキや人柄の良さにつけこまれてしまっただけです。『悪いのは悪徳商法の業者』なのであって、騙された人は一切悪くないのです。

被害者を責めない
 悪徳商法被害に立ち向かうときには、この意識を強くもって、絶対に自分を責めるのは止めましょう。また、被害者のご家族や相談を受けた人も、『悪いのは相手、どんな小さな事でも被害者を責めてはいけない』という基本を忘れてはなりません。

 余談ですが、本来こうした被害者の救済に当たるべき立場の人が被害者の落ち度を指摘したり、説教がましい事を言う例が後を絶ちません。気をつけるのは被害に遭う前!反省は、問題がすべて解決してから!被害者は、金銭面だけでなく、心も大きく傷つけられているのです。そんな人を更に傷つける事を言わないように気遣うのは、人間として当然の事です!

 被害者は絶対に自分を責めない。相談を受けた人は、どんな小さな点でも、被害者の気持ちを傷つけるような事は言わない。こうしたところから問題の解決が始まります。

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